はじめに
3月11日(金)に発生した東日本大震災で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
当サイトの運営メンバーも震災により被害を被り、友人、知人、ビジネスパートナーなど、かけがえのない人を亡くしました。
あの日から時間が経ち、未だに立ち上がる気力を失った方々も多い中、幸いにも私たちは何とか歩みを進めることの出来る状況にあります。
当サイトの運営に力を注ぎ、石巻に関わる全ての方々にとって「節目」となるであろう、今回の川開き祭りをレポートすることが私たちに課せられた使命だと感じております。
被災された皆様が、一日も早く日常を取り戻される事を心よりお祈り申し上げます。
石巻川開き祭りファンサイト 運営メンバー一同
大地震・大津波
平成23年3月11日、午後2時46分。この時を境に私たちを取り巻く世界はその様相を変えました。
震源・三陸沖、マグニチュード・9.0、最大震度・7。この大地震による家屋の倒壊や道路の陥没もさることながら、その後発生した大津波は、東日本、特に東北地方の大平洋沿岸に壊滅的な被害をもたらしました。

ここ石巻にも、津波はあまりにも大きすぎる爪痕を残して行きました。
全てを飲み込みながら押し寄せてくる、灰色の壁。「悲惨」という言葉ではとても表現しきれない程の、目の前に広がる信じ難い光景。
数多くの方々が家族や友人を失い、住む家を失い、平穏な日常を失いました。
「あの日」を体験した全ての人それぞれに、語り尽くせないほどのストーリーがあります。
石巻市・中瀬(日和山より撮影)
住吉公園・巻石
石巻工業港
ハリストス正教会
長面海水浴場
北上川のヨシ原
これらは、震災前に撮影された石巻の様子です(提供:宮城県経済商工観光部観光課)。
写真を見返し、あるいは記憶を紐解いて以前の石巻の情景を思い出そうとすると、言葉には出来ない感情がこみ上げて来ます。
時間の経過に伴う景色の変容なら受け入れる事が出来るでしょう。ただ、これほどまでに唐突に変わってしまった石巻の様子を受け入れる事は極めて困難です。
3月11日以前の石巻は、私たちの前から姿を消してしまいました。
しかしながら、私たちが慣れ親しんだ以前の石巻は、記録と記憶の中にあり続けます。

